「イベントの日」

 :第7回コンテスト入賞作品紹介

 トラックを舞台にバイクのデモンストレーションを行なうイベント会場。
ウイングを跳ね上げ舞台にする光景はよくあることだが、見れば富山県をPRするフィルムがボディにプリントされている。
全国を駆け巡ることで、トラックが視覚効果の非常に高い「走る広告塔」として絶好の媒体であることが認識される。
自社や荷主のPRをすることは多いものの、ふるさとをPRするのはまだ少ないように感じる。富山の事業者であるという認識と誇り、ふるさとの素晴らしい自然環境が何よりの財産として捕らえ、もっと多くの人々に伝えたいという作者の意図とトラック事業者の思いを引き出した作品である。

 前輪を上げて並ぶ2台のバイクもタイミング良く捕らえ、プロドライバーの正確且つ安全性がトラック輸送にも共通する認識であることを伺わせたものだ。
作品そのものは、トラックのラッピングが余りにも強いので、競技者が負けてしまう難しい作画ではあるものの、本来の輸送とはまた違う別の活躍の場に視点を置いた力作である。